大動脈弁狭窄症の治療
大動脈弁狭窄症の代表的な症状
- 心雑音
- 息切れ
- 胸痛
- 失神
治療方針
大動脈弁は心臓の出口にあたるところに備わっており、心臓と大動脈の間で逆流をふせいでいます。大動脈弁が動脈硬化の影響をうけ、石灰化などの弁の変性がすすんで正常に開かなくなった状態が大動脈弁狭窄症です。動脈硬化によって生じるため、だれでも起こりうる心臓弁膜症であり、特に高齢化社会において患者数がふえています。
進行していく病気のため適切な治療がなされないと突然死に至る可能性もある怖い病気です。とくに症状がでてからは早期の治療が必要なため心配な症状がある方はご相談ください。
まずは超音波検査で診断、重症度を確認し、軽症であれば薬物治療で経過をみますが、重症の場合は外科手術またはカテーテル治療が選択肢となります。