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第5波を乗り越えて 第6波に備える

[2021.09.29]

78月の第5波は過去にないレベルで急速に広がる大きい波でしたが、9月に入って急速に落ち着きました。

何が抑え込みに働いたのかわかりませんが、どんな波でもいつかは終わるということが分かったのは良いことです。そして、この感染症の流行を予測するのは少なくとも私には無理だと再認識しました。

当院は発熱外来でPCR検査を8月中毎日かなりの数を実施し、陽性報告を保健所にしなかった日はありませんでした。流行の勢いを体感しながら発熱外来に関する電話対応などでスタッフの疲弊も激しかったです。いつまで続くか分からない不安とストレスが高まっていたので、落ち着いて心からホッとしました。

この度クリニックの発熱外来で大きく変化がありました。2点ありますのでブログでも案内させていただきます。

一つ目は、7月から導入した新型コロナ遺伝子検査機器です。これにより結果を概ね1時間以内に報告することが可能です。

等温遺伝子増幅検査(NEAR)でありPCR検査とほぼ同等の検査とされています。これまでは外注で検体を出していたので翌日以降で報告していましたが、当日に報告できることは社会にとっても患者さんにとっても想像以上に意義があると実感しました。例えば18時にクリニックに連絡があってもそこから来院してもらい19:30に検査して20:00に報告と非常にスピーディーな対応が可能です。これによって陰性であれば大きな安心が早く得られるし、陽性であれば感染の拡大を多少なりとも防げる可能性があります。

二つ目は、クリニックLINE公式アカウントの本格的な開始と発熱外来への利用です。これまで発熱外来は患者さんとのやりとりを電話対応中心に行っていました。そのため事務の作業が膨大な量になってしまい、第5波のピーク時はギリギリのところで乗り切っていたという状態でした。来るべき第6波までにオペレーションを改善する必要を強く感じていました。

今後LINEアカウントをお持ちの方にはLINEを利用した発熱外来に誘導させていただきます。LINEのチャット内で説明、案内、報告、請求書や領収書などの書類の送付など全て完結することが可能です。定型文だけでなく、細かいやりとりも可能です。重要な説明に関しては電話での説明も合わせて行います。

LINE公式アカウントは当面は発熱外来での利用が中心になりますが、クリニックからのお知らせにも使っていく予定です。よろしければ友達になってください。

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