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コロナ第二波はすぐそこに GoToキャンペーン始まる

[2020.07.20]

前回のブログから3週間経過し状況がだいぶ変わっておりブログを更新せざるを得なくなりました。現在、陽性患者数は都市部が激増、地方もぽつぽつ出てきたという状況です。おおむね想定された状況であり、減る材料がない以上今後も増え続けると思われます。

奈良も毎日数人程度ですがコンスタントに陽性患者がでています。クリニックの診療圏の地域でも陽性患者の報告があり、いつクリニックと接触のある方が感染したり、濃厚接触者になってもおかしくありません。第一波で一番流行していたときよりすでに近くに存在を感じるのは私だけでしょうか。

大事なことはいつだっておなじです。建物の出入り口では、もうどこでも見つけたら手指消毒しましょう。屋内ではマスクしましょう。屋外もほんとはしたいところですが、暑さとの兼ね合いです。そして3密を避けましょう。

いま奈良の感染者で多いのは大阪と医療機関関係です。大阪はもうこのまま増えていく予感しかありません。医療機関はこのままあちこちで発生してしまってもう受診できる総合病院が残ってない!という事態になりそうな不安があります。

まずは大阪への不要不急の外出は控えましょう。体調不良時には自宅で休みましょう。熱があって医療機関受診する時には事前に連絡をしましょう。PCR検査を受けたいというだけなら、クリニックに来なくても受ける方法もありますので相談してください。

もはや感染のリスクゼロで生活することは不可能です。自分がクラスターの引き金にならない、クラスターと運悪く接触しても自分がかからない、そのために何ができるかを考えていきましょう。

政府はもう緊急事態宣言を簡単には出さないでしょう。要請がでたら、宣言がでたら、などと待たずに意識を高めていきましょう。もうすでにそういう段階になっていると考えています。ようするにまた自粛です。前回の自粛は手探りだったので無駄な自粛も多かったのですが、次の自粛は、感染状況に応じてこれはしても大丈夫というのを明確にしてくれるのを期待したいですね。

といってもまだ強固な自粛の段階ではありません。経済のためにも行けるところは行きましょう。各業界には感染対策のガイドラインが設定されています。運営側はガイドラインを守ってルールを作り、利用者は指示されたことを受け入れる。お客さんが嫌がるから強要できない、となあなあの対策をしている店より、少々うっとおしくても厳しく指示される店のほうが安心です。形だけの感染対策には意味がありません。テレビでコンビの芸人が距離をとって漫才をしてても裏で密接してネタあわせをしているのでは何の意味もありません。感染者が運わるくでてしまうのは仕方ない状況と思いますが、その言い訳のために形だけの対策になっている節を頻繁に感じてしまいます。結局店任せにせず、自分の身は自分で守りましょうということですね。

さあそんな中でGoToキャンペーンが始まります。医療者側からするとおそろしいことですが、観光業を救うためには今動かないともう手遅れになるという判断なのでしょう。GoToキャンペーンもリスク少なく利用する方法はいくらでもあります。たとえば、体調も悪くない健康な人が、住んでいるところと同じ程度の感染状況の地域に車で旅行して、人混みの観光名所をさけてゆっくり過ごす。この行動にはほとんどリスクの増加はありません。ひとつ気をつけてもらいたいのは何が何でも強行するという姿勢で旅行を予定するのは危険です。体調が悪くなるかもしれない、この前会った知人が陽性だったと言われるかもしれない、などいつもの旅行の予定よりもキャンセルするかもしれないという気持ちをもって予定を組みましょう。できればせめて接触確認アプリをダウンロードして旅行するのはどうでしょうか。

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